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桑沢デザイン研究所 学校案内書(2021〜2023年度)

“Kuwasawa Design School Guidebook”

2021年〜2023年の3年間アートディレクション・デザインを担当。

デザインをしないこと、デフォルトに近いもの、その中で違和感を面白さとして表現できるよう制作。

2021年度は各冊子の表紙から梱包する袋まで全てアルミで覆い工場出荷時のようなデフォルトの美しさを追求。
これから先について思考できる、「未来」を感じる佇まいに。

2022年度以降はオンラインのコミュニケーションが増え
現実とバーチャルの境が曖昧になりつつある時代背景を踏まえ、デジタルな動きをアナログの紙で再現。
そこに生まれる違和感を表現した。

 

 

 

 

 

 

Publication:専門学校 桑沢デザイン研究所 進路支援課
Art Direction:渡辺和音(There There)
Design:There There
Edit:坂井編集企画事務所/永峰事務所
Photo:清田千裕/小林由喜伸/烏頭尾拓磨/望月小夜加(2021年度)/株式会社クラフト(2021年度)

早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)

The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)

The Waseda International House of Literature at Waseda University opened in October 2021. In addition to his literature, various books and documents are stored, and there is also an audio space, a cafe, and a gallery. We were in charge of art direction and design for visuals mainly around the bookshelves in the library, special website, special exhibition, and goods (released later).


2021年10
1日にオープンした早稲田大学 国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)
本棚周りを中心としたビジュアル、特設サイトや企画展、
グッズ(後日リリース予定)のアートディレクション・デザインを担当。
村上氏が母校である早稲田大学に資料の寄託・寄贈したことがきっかけとなり設立に至り、
建築家・隈研吾氏が館内のリノベーションを手掛けている。
大階段本棚では、サインに加えパラレルワールドのような2つの世界で存在する人形を制作。
村上文学の特徴のひとつといえる現実と非現実があいまいに混在する世界を表現した。
特設サイトでは大階段本棚と人形をグラフィックに落とし込み展開、
本を読む人々は自由に動き回り、実際の国際文学間同様の「文学の場」を表現している。

 

国際文学館アネックス 公式WEBサイト
https://www.waseda.jp/inst/wihl-annex/