“Kuwasawa Design School Guidebook”
2021年〜2023年の3年間アートディレクション・デザインを担当。
デザインをしないこと、デフォルトに近いもの、その中で違和感を面白さとして表現できるよう制作。
2021年度は各冊子の表紙から梱包する袋まで全てアルミで覆い工場出荷時のようなデフォルトの美しさを追求。
これから先について思考できる、「未来」を感じる佇まいに。
2022年度以降はオンラインのコミュニケーションが増え
現実とバーチャルの境が曖昧になりつつある時代背景を踏まえ、デジタルな動きをアナログの紙で再現。
そこに生まれる違和感を表現した。
Publication：専門学校 桑沢デザイン研究所 進路支援課
Art Direction：渡辺和音（There There）
Design：There There
Edit：坂井編集企画事務所／永峰事務所
Photo：清田千裕／小林由喜伸／烏頭尾拓磨／望月小夜加（2021年度）／株式会社クラフト（2021年度）
Activity Report for The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)
We aimed to compile the activities since the opening in 2021 in a format reminiscent of a book, refining the structure to encapsulate the endeavors at Waseda International House of Literature. The cover features fancy paper, while the band incorporates coated paper. Throughout the pages, we utilized a high-bulk paper with a natural texture, achieving a warm and inviting impression.
2021年に開館して以来の活動内容をどのような形式でまとめるか、
アウトプットの部分から考え、書籍のような佇まいの報告資料をデザインしました。
表紙は素朴な質感のファンシーペーパー、帯はノーマルなコート紙を使用しており、
異なる質感が抜け感を生み出します。
本文用紙はナチュラルな風合いの嵩高紙に4C刷りをし、温かみがある印象に。
本書は非売品です。全国流通はしておりませんのでご了承ください。
Design: There There
client：早稲田大学国際文学館（村上春樹ライブラリー）
